ケネディ宇宙センターは広いので、専門家のガイド付きがいいと思いました〜宇宙ミッション体験inNASA参加者インタビュー(Yuriさん)〜 |

ケネディ宇宙センターは広いので、専門家のガイド付きがいいと思いました〜宇宙ミッション体験inNASA参加者インタビュー(Yuriさん)〜

2019.3.5

2020年の今年で5回目となる夏の特別なツアー「宇宙ミッション体験 in NASA」の申し込みがはじまっています。
 
NASAのツアーってどんな感じ?参加してどうだった?そんな疑問にお答えすべく、2018年の同ツアーに参加したAkariさん(当時小学校6年生)のお母様、Yuriさんにご経験談をお聞きしました!

▲Akariさん(当時小学校6年生)


ケネディ宇宙センターは広いので、専門家のガイド付きのツアーがいいと思いました

ギフテ!

NASAツアーに行こうと思ったきっかけを教えてください

 

Yuri

娘の小学校では、6年生になると1年間かけて自由研究をします。
 
2018年は火星大接近の年だったので、研究テーマを「火星探査&移住」にしました。そこで、理解の一助として、現在火星探査を大きなテーマにしているNASAへ行くことを決心しました。
 
元々、宇宙好きの親子でして、一生のうち一度はNASAのケネディー宇宙センター(以下KSC)に行ってみたいと、憧れていた場所だったこともあります。ただ、私の弟家族がKSCへ行った時、個人で行ったため、あまりの広さと展示物の多さに効率的に見て回るのが大変だったと言っていました
 
そこでNASAのためだけに行く専門のツアーをギフテ!さんでみつけて、これはお世話になるしかないと思いました。

 

ギフテ!

出発までにどのような準備を行いましたか?
 

Yuri

学校の研究も兼ねていたので、とにかく宇宙関連施設(JAXA相模原&つくば&調布、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館、TENQなど)にできるだけ多く行き、宇宙への理解を深めました。
 
また、オデッセイやアポロ13号、ドリーム、宇宙兄弟など宇宙関連の映画もいろいろとみて、KSCがどんなところか確認しつつワクワク感を高めました。 

▲かかみがはら航空宇宙博物館。キュリオシティーの前で
 

ギフテ!

出発まで不安だったことはありますか?

 

Yuri

親子ともに旅行が大好きなので、不安なことはほとんどなかったです。
 
あえて言うなら、フロリダの気候がむしむししていて暑い&スコールがあると聞いていたので熱中症にならないか心配でした。しかし、結果的には日本の真夏の暑さとそれほど変わらない感じで、スコールにもほとんどあいませんでした。
 
水分補給をきちんとして、帽子やサングラスなどを使用すれば問題なく快適に過ごすことができました。どちらかというと、日本よりクーラー設定温度がかなり低く寒いと感じることが多かったので、屋内では必ず1枚上着を持っていくのが重要だと感じました。

 

マンガや映画で見たシーンの本物のところに来た!

ギフテ!

KSCに行って一番驚いたことや意外だったことは?

 

Yuri

何もかもスケールが大きい!!本当に圧倒されました。
 
今までの宇宙関係の映像や、映画、宇宙兄弟の漫画などで出てきたいろいろなNASAのシーンの本物のところへついに来てしまった!という感動でいっぱいで、親子で大興奮でした。
 
実物のロケットやスペースシャトルが展示されているのはもちろんのこと、ロケット発射場もいくつもあって広すぎることにびっくり。そして民間のスペースX社やボーイング社も宇宙をめざしていることは知ってはいましたが、こんなにもNASAの敷地内に各会社のロゴをみることができたのはけっこう意外でした。
 
NASAと民間の会社が提携していることを実感できたのと同時に、昔よりずっと宇宙が身近になってきていることを肌で感じて嬉しくなりました。
 
その中でも、一番印象に残っているのはATX!火星着陸と火星ローバー探査を疑似体験する乗り物での体感が、あまりにリアルで本格的すぎて驚くとともに大興奮でした。
 
火星EVA(船外活動)のVR体験も、本当に宇宙服を着て火星にいるみたいな錯覚に陥りかなり面白かったです。加えて、新しいことに対するこどもの適応力は大人よりずっと高いということを改めて認識しました(笑)。

 

ギフテ!

ツアー中、親子の思い出エピソードがあれば教えてください。
 

Yuri

元NASA技術者のGabeさんに火星の講義をしていただいたり、直接質問したりとコミュニケーションをとれたことが親子ともにとても貴重な体験でした。
 
今でもメールでやりとりを頻繁にし、楽しみながら最新の宇宙情報を教えていただいています。
 
彼から、宇宙関係の分野で多くの女性が活躍していると聞き、娘はとても勇気をもらいました。そして、ケネディー宇宙センターでの自由時間に元宇宙飛行士のWendyさんに会えたこともよい思い出になりました。
 
また、宇宙兄さんズやNASAツアー参加メンバーと一緒にすごした時間も最高でした。宇宙に関心を持っていることはもちろん、将来宇宙関係の仕事を目指す仲間ができたことが一番の収穫だったのかもしれません。

▲元宇宙飛行士のWendyさんと

帰国後は宇宙検定4級を取得

ギフテ!

ツアーに参加後、お子様が変わった点などあれば教えてください

 

Yuri

スターウォーズや宇宙兄弟からはじまった宇宙への興味がかなり本格的になり、宇宙検定4級も取得しました。
 
将来は宇宙関係の仕事を目指したいという目標も定まってきました。また、宇宙関係の仕事をするならば、英語も必須と気が付き、英語を勉強するモチベーションも上がったと思います。
 
人にも物にもその道のホンモノに触れることによって、宇宙に対する理解がかなり進んだと感じます。

 

ギフテ!

NASAツアーへの参加を検討している方にメッセージをお願いします

 

Yuri

生涯忘れないであろう、親子での貴重な体験となりました。
 
NASAに親子で行って一緒に楽しめたこと、そして宇宙大好き仲間に出会えたことが嬉しくて、参加して本当によかったと思っています。
 
NASAメンバーとは旅行後も交流が続いており、ギフテ!のイベントで再会することもありますし、現在も様々な情報交換をしています
 
NASAへ行ってみて、宇宙が好きな子はさらに好きになりましたし、実はそれほど興味がなかったけれど行ってみたら楽しくて宇宙に目覚めたというメンバーもいました。少しでも迷っているならば、思い切って親子で行くことをお勧めします。ホンモノから得られることはとても大きいと実感しています。

  


以上、ありがとうございました!
  

  

2020年の宇宙ミッション体験inNASAも募集受付中です。

▼ツアーについて詳しくはこちらからご覧ください
https://gifte.jp/detail.php?eventmasterid__c=7010K000001YUbB

The following two tabs change content below.
まわ

まわ

京都市出身。大学卒業後に出版社を経て広報の道へ。中小企業診断士、販売士一級の資格を保有。最近、趣味で家庭菜園を始め、自分で育てた野菜でサラダを作るのが目標。