自然はちょっと怖い。だから惹きつけられる【校長×先生】ささき隊長 -

自然はちょっと怖い。だから惹きつけられる【校長×先生】ささき隊長

2019.5.21


H.I.Sとコラボして「一生モノの原体験」を親子で作ることを目指すギフテ!の夏休みツアー、今回の舞台はアジア有数の経済大国であるシンガポールです。ささき隊長の完全同行で、大都会シンガポールにある「大自然」を探検し、現地の子ども達と英語での交流も行う、特別なツアーに出発します!
国際都市シンガポールで世界を感じる大自然探検ツアー!
※説明会を5/25(土)に開催します。
 
►この記事はこちらの続きです

シンガポールにはドーナツの穴の部分がある?【校長×先生】ささき隊長

自然は優しいだけじゃ面白くない。ちょっと怖いから惹きつけられる

菅野

ナチュラリスト体験に参加されたお母さんから、「今まで怖くて触れなかった虫が、触れるようになりました」とコメントいただいたことがあります。虫は怖いという親御さんも多いですよね。
 

 

ささき隊長

自然としっかり向き合ってないから怖いと感じるのだと思います。
 
自然は怖くないものの方が圧倒的に多いです。でも、知識がないと「噛むんじゃないの?」とか、「毒があるんじゃないか?」と思ってしまう。しっかり向きあって正しい対処法を知れば解決しますよ。
 
とはいえ、自然って甘いとか優しいだけじゃ、面白くない。ちょっと怖いとかスリリングがあるのも自然の味付け。例えば目の前に大きな蛇が出てきたら、「キャー」と叫ぶけど、写真を撮りたくなるじゃないですか(笑)。近寄れないけど、「すごーい」って言いながら見ちゃいますよね。

 

菅野

わかります。危険生物とかも人気ありますよね。
 

ささき隊長

ただ、さじ加減がわかって近づくことが必要。これ以上踏み込んではいけないとか、これは逃げちゃいけないとか、それを知るには体験が必要です。
 
本を読むだけじゃなくて、現場に出ることで解決していく。今の親子たちは体験が少ないと本当に感じます
 
潮干狩り場の人から聞いた話ですが、「今日はすみません、満潮なので潮干狩りできないです」とお断りすると、怒るお客さんがいるそうです。「せっかく休みとってきたのに」「今日しか空いていないのに」とか。これもひとえに体験不足ですよね。2メートルくらい水深あるのに、知らないんだなと思っちゃいますよね。

▲海にいたのはアカクラゲ。毒があるので触ってはいけないとのこと。

 

菅野

あと親が自然に対して「怖い」とか「汚い」とか反応している姿を見ると、子ども同じようになりますよね。

 

ささき隊長

なので、子ども達に人間としてのトレーニングをしてもらうのがギフテ!の体験ですよ。
 
たとえば、山で遭難した時でも「この草は隊長が食べられるっていってたな」と思い出して、生き残れるかもしれない。遭難しなくても、子どもが親になった時に、自分の子どもと公園に遊びにいくと、「この植物の名前覚えている」とか、「この生き物は危ないんだった」って教えられる。
 
だから自然体験は未来への投資でもあるんです。今のよかっただけじゃない、別のよかったが出てくる
 

菅野

体験が未来の贈り物になる、というのはギフテ!のコンセプトそのものです。
何よりかっこいいですよね。そういう知識がある大人って。

 

ささき隊長

スポーツも芸術も素晴らしいのですが、プラスアルファ自然について知っていると、どこにいても楽しく生きていけますよ
 
 
第3回 「なんにでも大切な「親しむ→知る→守る」」に続く

なんにでも大切な「親しむ→知る→守る」【校長×先生】ささき隊長


 

►この対談は全3回でお届けします。
 
・第1回 「シンガポールにはドーナツの穴の部分がある?」
・第2回 「自然はちょっと怖い。だから惹きつけられる」
・第3回 「なんにでも大切な「親しむ→知る→守る」」

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佐々木 洋(ささき ひろし)さんプロフィール

25年以上にわたり環境教育・自然解説活動を展開。日本では数少ないプロフェッショナルのナチュラリスト(自然解説者)として、講演、執筆、写真撮影、テレビやラジオ番組への出演・監修など幅広く活躍。日本自然科学写真協会会員、日本自然環境専門学校講師。

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まわ

まわ

京都市出身。大学卒業後に出版社を経て広報の道へ。中小企業診断士、販売士一級の資格を保有。最近、趣味で家庭菜園を始め、自分で育てた野菜でサラダを作るのが目標。