やっぱり宇宙が好き【校長×編集長】『子供の科学』編集長 土舘建太郎氏(3) -

やっぱり宇宙が好き【校長×編集長】『子供の科学』編集長 土舘建太郎氏(3)

2019.2.1

みらいスクール校長の菅野と教育の知見の深いリーダーとの、教育をテーマにした様々な対談をご紹介していきます。育児や教育へのヒントになれば幸いです。


今回の対談は月刊『子供の科学』編集長 土舘建太郎(つちだてけんたろう)さんです。
 
この記事はこちらの続きです

子供が科学に興味を持つきっかけは?【校長×編集長】『子供の科学』編集長 土舘建太郎氏(1)

プログラミング教育の変化【校長×編集長】『子供の科学』編集長 土舘建太郎氏(2)

土舘

2018年6月に宇宙の惑星をテーマにした大型絵本『惑星MAPS~太陽系図絵~もしも宇宙を旅したら もしも宇宙でくらせたら』を発売しました。
 
宇宙ミッション体験でお馴染みの宇宙兄さんズに書いて頂きました。各惑星をキャラクターと一緒に旅しながら、特徴を紹介しています。
 
小学校低学年のお子様から大人も楽しめる内容になっています。

▲2018年5月現在の研究データを元に作られた大型絵本
 

菅野

我が家にも1冊あります。かわいいイラストで宇宙に関心を持つきっかけにもなりますし、「火星に旅をしたら」という踏み込んだテーマの特集もあって、宇宙に興味を持っている子には、好奇心を深められるような内容で愛読しています。

 

創刊から95年間、守られているテーマとは?

菅野

創刊95年という長い歴史がありますが、一貫して守られているテーマなどはありますか?
 

土舘

創刊号の最初のページに、初代編集長原田三夫が書いた「この雑誌の役目」という文章があります。一部ご紹介するとこんな内容です。

天地の間はびっくりすることや、不思議なことや、面白いことで満ちていますが、これを知っているのは学者だけで、その学者の方は研究が忙しく、皆さんにお知らせする暇がありません。(中略)少年少女諸君の喜びそうなことを学者の方にうかがって、のせて行くのがこの雑誌の役目の一つです

人は生まれながら、美しいものを好む心を持っていますが、同じように自然について詳しく知り、深く極めようという欲があります。それに応えていくのもこの雑誌の役割の一つです。

 
ここで書かれている内容は、95年たった今も編集部に受け継がれていますね。
 

 

菅野

素晴らしいですね!学者の方が研究していることを、子ども達に間に立って、わかりやすく伝える役割を担っていらっしゃるんですね。
 
これだけ伝統ある雑誌の編集長を務めるのは相当プレッシャーがあると思いますが、今後の方向性などはありますか?
 

土舘

まずは創刊100周年まであと5年、雑誌を途絶えさせないで続けていく事。あとは、私の雑誌観をいうと、「雑誌はエンターテイメント」だと思っているので、真面目な話をいかに面白く、楽しく伝えていくかを大事にしたいです。
 
表紙の文字やビジュアル、ページを開いていくときのワクワク感など。「子供ならどう感じるかな」を常に子供の目線に立って想像しながら、作り続けていきたいですね。
 

菅野

僕たちの体験もエンターテイメントはとても大事だと思っています。
 
学び(education)と遊び(entertainment)の真ん中にあるのが体験(experience)だと考えていて、それが子ども達の贈り物になるから、Giftプラスeで、ギフテ!にしたんですよね。
 
とはいえ、ワクワクする事と学びを両立させるって実はすごく難しい。だからこそ、そうしたことにチャレンジしている人を応援したいし、雑誌の世界で『子供の科学』さんがやられていることを、僕たちは体験でやっていきたい。
 
入り口は楽しく。そこから深い学びにつながって、いずれは自分の力で「面白さ」を作り出す大人になって欲しいと思いますね。
 

 
(終わり)
 

抽選で4名様に好評発売中の「子供の科学★ミライサイエンス」シリーズ本をサイン入りでプレゼントします!

 

 

<お申し込みフォーム>
ご希望の本をお選びください *必須


プライバシーポリシーをご確認ください。


 

この対談は全3回でお届けしました。

 

土舘建太郎さんプロフィール

1978年生まれ。学習院大学を卒業後、フィットネス・健康雑誌の編集部に8年所属。その後、誠文堂新光社に移り、『愛犬の友』編集部を経て、2012年に『子供の科学』編集部へ。2015年より『子供の科学』編集長に就任。

 

The following two tabs change content below.
まわ

まわ

京都市出身。大学卒業後に出版社を経て広報の道へ。中小企業診断士、販売士一級の資格を保有。最近、趣味で家庭菜園を始め、自分で育てた野菜でサラダを作るのが目標。