ブックレビュー:STEM教育の「はじめの一歩」におすすめの本 -

ブックレビュー:STEM教育の「はじめの一歩」におすすめの本

2019.1.11

子どもたちの未来の仕事はどうなるの?

 
人工知能により、子どもたちが大人になる頃には今の職業の半分がなくなっているかも?というような話も聞くようになってきました。2020年にプログラミング教育が小学校でも必修化され、教育も変わっていくということを感じている方も多いのではないでしょうか。
 
子どもが身につけるべき力は何なのだろう?親としては今何ができるのだろう?と考えたりします。
 

アメリカでは重要な国家戦略にも。STEM教育

そんな中、世界的に注目されているのがSTEM教育
以前、ギフテ!通信でSTEM教育・STEAM教育についてお話をして反響をいただきました。
 

STEM教育は小学生にも必要?〜ギフテ!体験との関わり〜

STEAM教育-STEM(理系教育)にArtを加える意味とは?


 
STEM教育とは、理系教育のこと。
 
Science(科学), Technology(技術), Engineering(工学), Mathematics(数学)の頭文字をとったもので、プログラミング教育もSTEM教育の一分野です。(これらにArt(芸術)を加えたものをSTEAM教育を呼びます)
 
今日は、STEM教育とはどんなことなのか。それ通して子どもにどんな力を育むことができるのかについて、わかりやすく学べる本を読んだのでご紹介します。
 

STEM教育、はじめの一歩におすすめの本

ためしてわかる身のまわりのテクノロジー: AI時代を生きぬく問題解決のチカラが育つ (子供の科学STEM体験ブック)
 
「AI時代を生き抜く」というキャッチコピーが印象的。イギリスで出版された書籍を日本語に翻訳・日本向けの監修が入った本です。

未来を生きる子供たちが、人工知能を「使う」人材になれるか、
それとも人工知能に「使われる」人材になってしまうのか、
この2つを分けるのは「STEM」の力だといわれています。
(本の説明文より)

 

STEM体験ブック〜テクノロジー編〜を読んでみました!

このシリーズはこのほかにも3冊(全部で4冊)あります。
我が家の息子(小学3年生男子)はモーターやロボット、ものづくりが好きなのでこちらの本から読んでみました。

アナログなこともSTEMなんだ

ページをめくり最初に目からウロコに感じたことは、最新の技術だけがSTEMではないんだ!ということです。
 
本は見開きページで様々なテーマについて紹介をしています。前半のページで紹介されていたのが「焼き物」。粘土やガラスなどを焼いて固めたものを焼き物と言います。
 
かなりアナログな印象の話題ですよね。
 
でもこのアナログに見えることも実は科学なのです。
ガラスは二酸化ケイ素と呼ばれる物質でできていて、それを熱して整形して冷やすことで分子が液体のようにバラバラとまとまって透明な物質になることが分子の図とともに説明されています。
 
私自身、STEM教育って何をやるの?と構えてしまっていましたが、STEMは今にはじまった新しいことではなく、歴史の中での積み重ねであるということが感じられて少し安心した気持ちになりました。
 
本の中では歴史上の科学者の発見などにも触れられていて、日常の色々なことも実はテクノロジーなのだと理解できます。
 

子どもたちが大人になるころの未来のテクノロジー

もちろんバイオテクノロジー・人工知能・インターネットの仕組みなどの新しい技術についてもたくさん紹介があります。
 
本の後半には宇宙に関する記述も多く「べつの惑星に移り住むには?」といったスケールの大きな話も。
テラフォーミングという、他の星の環境を地球のように変えて人が住めるようにするアイデアについての説明があり、それを実現するために必要な圧力の実験や宇宙で植物を育てる実験などを紹介しています。
 
テクノロジーの始まりは何千年も前に石を使ってものを割るための道具から。そして現在の暮らしはその頃には想像もできないような車やロボットが活躍している時代ということを考えると、今「そんなのことができるの?」と思うようなことも子どもたちが大人になる頃には実現しているかもしれませんね。
 

子どもの反応は?

我が家の3年生の子どもに渡してみると、反応が良かったのが「実験」。各ページでは自分で取り組める実験も紹介されています。
 
例えば、先ほど紹介した「焼き物」のテーマでは塩と小麦粉を使った塩ねんどをつくる実験が掲載されています。
 
どの実験も身近な材料でできるものが多いので、思い立ったらすぐに実践できるのが良いと思いました。夏の自由研究にもぴったりだと思います。
 

シリーズは全部で4冊

このシリーズはこの「テクノロジー」ほかにも「科学」「エンジニアリング」「数学」をテーマにした3冊があります。

 
他のシリーズも読んでみましたが、どれも子どもたちが自然な興味を伸ばしていけるように、わかりやすいイラストと説明文で描かれています。お子さんに興味があるジャンルから手に取ってみると良いと思います!

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ミヤジマ

ミヤジマ

9歳、5歳、2歳の子どもと毎日奮闘中のアラフォー母。 学ぶことはわりと好きで、幼児教育・保育に興味があり。独学+通信で幼稚園教諭と保育士の資格を取得。 末っ子出産後にライブの楽しさに目覚めてしまう。