校長コラム「文化は違っても、同じ人間♪」 |

校長コラム「文化は違っても、同じ人間♪」

2019.12.3

今回はTGG(※1)でギフテ!が提供している英語のアート体験に同席したときのお話しです。
 
マックス先生のアート体験のテーマは魚、ニモでおなじみのカクレクマノミでした。

英語ではクラウンフィッシュというのですが、「なんで王冠があるように見えるの?」と不思議に思い、マックス先生に聞きました。
 
そうすると、「それはcrown(王冠)、魚はclown(道化)だよ。ピエロはフランス語で、英語ではクラウンと言うんだ。ピエロのお化粧みたいでしょ?」と言われて初めて気付きました。
 
日本人の苦手なLとRの発音ですね。自戒を込めてご参考までですが、Lは舌を口内の天井に付ける、Rは舌を口の中で丸めて発音すると良いそうです。マックス先生はLは舌を前歯で挟むといいよと言われていました。
 
そんな話のあとで、マックス先生から「ところで日本語のカクレクマノミの意味は何なの?」と聞かれました。すぐに答えられず、グーグル先生にたずねたところ、クマは動物の熊ではなく、歌舞伎の隈でした。隈取りは歌舞伎独特の化粧法のことですね。
 
赤と白の鮮やかな模様の魚を、英語圏の人はピエロの、日本人は歌舞伎役者の、それぞれお化粧に例えたというのが、不思議な共通点で、マックス先生と面白いねと盛り上がりました。

 
文化は違っても、同じ人間なので、考えることは似ているのかも知れませんね。異文化の体験は違いを感じるだけでなく、文化や価値観が違っても同じ部分を探すことが、とても大切なことだと改めて感じました。


マックス先生のアート体験も!ギフテ!が提供するTGGの英語体験プログラム(TGGのページにリンクします)

1月26日(日)英語でプロの画家に絵を習ってみよう!(小学生)


プロの画家に英語で絵を習い、画力やセンスだけでなく、0から作品を作り上げていくことで、創造性や思考力を高められるプログラムです。構図や影のコントラストなど、ステップに分けて、英語で意見交換しながら、考えていきます。
 
 

・12月15日(日)英語でニュースキャスターに挑戦!(小学生・中学生・高校生)


舞台はTGGにあるプロ顔負けの本格的なテレビ番組撮影スタジオ。「英語ニュースキャスター」となり、講師の英語でのレクチャーをしっかりと受けて、実際にスタジオでニュース原稿を読む体験です。
 
 
12月15日(日)英語でチャレンジ!簡単プログラミング(小学生)


イスラエル発、世界中で800万人が学ぶプログラミング教材「CodeMonkey」を使って、プログラミングと英語を学んでいきます。プログラミングの世界は英語がベースになるため、自然に英語を使うことができます。
 
 
12月15日(日)英語で本場チアダンスにチャレンジ!(小学生)


オール・イングリッシュの本場NFL仕込みのチアダンス教室。少数でグループに分かれて、1組ずつに専任講師がつくため、ダンスの細かい指導、英語の発話へのフォローもバッチリです。
 

※1)TGGとは?

お台場にある東京都教育委員会と株式会社TOKYO GLOBAL GATEWAYが提供する、まったく新しいタイプの体験型英語学習施設です。
ギフテ!では、週末の個人向け体験プログラムを一部提供しています。(TGGの一般利用の方向けのページはこちら

英語を使用する楽しさや必要性を体感し、英語学習の意欲向上のきっかけ作りとなるよう実践的で楽しいプログラムをたくさん実施しています。
 

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校長すがの

校長すがの

岡山県出身、東京都在住、二児の父。趣味は音楽とアウトドア。会社の夢は未来の学校をつくること。個人の夢は世界3大ロックフェスに行くこと、5ヶ国語喋れるようになること、世界7不思議を見ること。