今回はギフテ!のお仕事体験、歯医者さん体験から、虫歯とお菓子のお話です。
歯医者さん体験の先生をしてくれる歯科医の赤井亮子先生。ご自身のクリニックでは虫歯予防に力をいれています。
虫歯の原因といえば甘いものですが、小さい子にとってお菓子は特別なもの。
私にも小学生と幼児の子どもがいるのでよくわかりますが、お菓子やジュースについて苦心する親御さんも多いのではないでしょうか。
子どもの虫歯。原因は何?
虫歯は、「細菌」「歯質」「時間」「糖質」、の四つの要因が重なることが原因といわれています。
「細菌」と「歯質」は歯医者さんでないと分かりません。
赤井先生のクリニックでは、初診の際に必ず検査をして、お口の中の細菌数や歯質の状態などをチェックするそうです。
子どもを虫歯にしないために親にできることは?
では家庭でできることは何か。「時間」と「糖質」です。
虫歯予防。口の中に虫歯の原因を長時間残さないことが大切
「時間」は一番わかりやすいのは歯磨きをすること、だらだら食べをしないこと。
お菓子も種類によって口の中に糖分が滞在する時間で違いがあるそうです。
ジュースはすぐ流れてしまいますが、飴はずっとお口の中にいます。
チョコレートのように溶けて広がり、口の中に残りやすいものも要注意です。
お口の中にカスとして残らないように歯磨きすることは、やはり虫歯予防の王道でした。
甘いものにも虫歯になりやすいものとそうでないものがある
最後の「糖質」について。
同じ甘さを持つものでも、人工甘味料は種類によって虫歯にならないものもあるそうです。
最近は人工甘味料もたくさんでてきていますが、赤井先生のおすすめはキシリトール。
キシリトールは糖アルコールという分類で、この糖アルコールは虫歯菌と結びつかないので虫歯になりません。
その中でもキシリトールは、虫歯菌の活動を弱める効果もあるため貴重な存在。
キシリトールガムは虫歯にならない、は本当に本当?
ただ、一点注意が必要で、キシリトール入りの商品でも、他の糖分と混ざっているケースもあるそうです。
キシリトール100%の商品かどうかは成分表示で確かめてみてくださいとのことでした。
我が家では、幼児の子どもの歯磨き後のご褒美にキシリトール入りタブレットをあげています。
改めてこちらの糖分成分を確認しましたが、キシリトール100%で安心しました。
お砂糖・甘味とうまくつきあおう
最後に、砂糖をはじめ、糖質が悪いわけではありません。
甘いものによく含まれるブドウ糖は脳の唯一の栄養源でもあります。
糖質を抜けば良いということではなく、バランスよく虫歯予防してください、とのことでした。
親としても正しい知識を調べて、気をつけて予防していきたいですね。
歯医者さんのお仕事体験・職業体験
■歯科専門学校で歯科医体験(現在は次回開催は未定です)

校長すがの

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