10月になり、衣替えをしたご家庭も多いのではないでしょうか。
実は人間だけではなく、天気予報によく登場する天気図も衣替えをするそうです。今回はNHKのニュース7などでお天気を伝えていた藤井南美アナウンサーとお届けしている、気象キャスター体験からのこぼれ話です。
気象キャスターも読み解く、情報が詰まった天気図
気象キャスターのお仕事は、視聴者に天気をわかりやすく伝えること。お天気を伝えるための原稿は、自分で書きおこすことも多いそうです。
より分かりやすく、より正確な天気予報を伝えるためには、ただ気象庁が発表している天気予報をそのまま読むのでは伝わらないと、藤井アナウンサーは教えてくれました。
「本番が始まるまでに、赤鉛筆や青鉛筆を持って天気図を読み解きます。より細かな情報を手に入れて、見てくれている方たちに自分の言葉で、わかりやすい天気予報を伝えられるようにしています」
「日本列島の広範囲が夏の高気圧に覆われ、全国的に猛烈な暑さが続くでしょう」例えばTVのニュース番組等で耳にするこの解説も、気象予報士や気象キャスターが綿密な情報収集の結果導き出されているのだなと感じました。
天気図の秘密、実は衣替えをしている?
気象キャスターが読み解いている天気図、実は5月~10月は夏バージョン、11月~4月は冬バージョンと、時期に合わせて衣替えをしているそうです。
なぜ時期によって天気図が変わるのでしょうか。
正解は「台風」。
夏になると南に台風が発生することが多いため、南海上の面積を広くしている天気図を使うそうです。そして台風シーズンの終わる11月ごろから、冬バージョンのものに衣替えをしているそうです。暑さや寒さで衣替えしているわけではないんですね。
衣替えのお話を聞くと、専門的な知識がないと読み解くのが難しそうな天気図が少し身近になった気がします。
次回の気象キャスター体験は12月26日(水)を予定しています。体験動画も掲載されていますので、ぜひ一度チェックしてみてください。
【豊洲】自分の言葉で伝える!気象キャスター体験

ばんちゃん

最新記事 by ばんちゃん (全て見る)
- スペシャルゲストとお待ちしています♪〜インタビュー取材に挑戦!魅力を引き出すアナウンサー体験〜 - 2020年5月19日
- 【東京・神奈川・埼玉・千葉など】秋の体験を総まとめ!9月~11月の体験をスケジュール順にラインナップ - 2019年9月13日
- 2019年夏のギフテ!の体験を写真で振り返り★(セミ羽化・ロジカルライティング・漁師さん・流しそうめんなど) - 2019年8月30日